マンションのノーリツ給湯器交換|管理会社への確認・機種選び・費用
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マンションのノーリツ給湯器交換|管理会社への確認・機種選び・費用
マンションの給湯器は、購入前に管理会社・管理組合への確認が必要です。現在の型番だけでなく、パイプスペースの寸法、排気方式、給湯能力、追いだき・床暖房の有無を確認し、設置条件に合う後継機を選びます。
「ノーリツ製だから、同じノーリツなら何でも付く」とは限りません。先に商品を購入すると設置できない場合があるため、現地確認と管理規約の確認を先に進めてください。
マンションの給湯器交換で最初に確認する6項目

| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 管理規約・工事申請 | 申請書、承認期限、工事可能時間、共用部の養生など |
| 既存の型番 | 給湯器本体の銘板にある型式と製造年月 |
| 設置方式 | PS設置、ベランダ壁掛け、屋内設置など |
| 排気方式 | 前方・上方・後方排気、屋内給排気など |
| 能力と機能 | 16号・20号・24号、給湯専用、オート、フルオート、温水暖房 |
| ガス種 | 都市ガスまたはLPガス |
見積もり依頼時は、給湯器全体、型番ラベル、正面の扉を閉めた状態、配管部分、リモコンを撮影して送ると機種確認が進みやすくなります。
管理会社・管理組合への申請は必要?

マンションごとに管理規約と申請手続きが異なります。国土交通省のマンション管理・再生ポータルでは、共用部分や他住戸へ影響するおそれのある工事について、理事長への申請と理事会の承認を必要とする標準管理規約の考え方を案内しています。
給湯器本体が住戸専用の設備でも、パイプスペース、外壁、共用廊下、配管などに関係する場合があります。次の点を管理会社へ確認してください。
- 給湯器交換の事前申請が必要か
- 指定書式と必要書類
- 本体色や扉内設置など外観上の指定
- 工事可能な曜日と時間
- 共用廊下・エレベーターの養生方法
- 近隣住戸への工事案内が必要か
- 施工業者に必要な資格・保険・届出
賃貸マンションの場合、入居者が独自に交換を発注せず、先に貸主または管理会社へ連絡してください。
マンションではPSと排気方式が重要

マンションでは、共用廊下側のパイプスペース(PS)内に給湯器が収められていることがあります。開口寸法や固定金枠が決まっているため、本体寸法だけでなく取付条件まで適合する機種が必要です。
よくある設置方式
- PS標準設置:パイプスペース内に本体正面が見える形で設置
- PS扉内設置:扉の内側に給湯器があり、排気筒だけが外へ出る
- ベランダ壁掛け:バルコニー側の外壁へ設置
- 屋内設置:専用の給排気設備を使う機種
排気口の向きや扉の開口位置が合わない機種は設置できません。既存機の型番と設置写真から候補を絞り、必要に応じて現地調査で寸法と排気条件を確認します。
ノーリツの後継機を選ぶポイント
1. 号数を確認する
号数は一度に供給できるお湯の能力を示します。現在の使用状況に問題がなければ、既存機と同じ号数を基本に検討します。号数を上げる場合は、ガスメーターや配管、設置条件の確認が必要です。
2. 給湯・追いだき・暖房機能を合わせる
給湯専用、オート、フルオートはできることが異なります。浴室暖房乾燥機や床暖房を使っている住戸では、温水暖房に対応する熱源機が必要です。給湯器だけを見て選ぶと、既存の暖房設備が使えなくなるおそれがあります。
3. エコジョーズのドレン排水を確認する
エコジョーズは運転時にドレン水が発生するため、排水経路が必要です。マンションの構造や管理規約によって施工方法が変わるため、既存機が従来型の場合はエコジョーズへ変更できるか現地で確認します。
4. リモコンも適合品へ交換する
本体交換時は、対応する台所・浴室リモコンを組み合わせます。古いリモコンをそのまま流用できるとは限りません。見積書でリモコン代と交換工事が含まれているか確認してください。
マンションの給湯器交換費用は何で変わる?
交換費用は、本体価格だけでなく設置方式と追加工事で変わります。広告の最安価格だけでは総額を比較できません。
| 費用が変わる項目 | 主な違い |
|---|---|
| 給湯器の種類 | 給湯専用、ふろ給湯器、温水暖房付など |
| 号数・機能 | 16号・20号・24号、オート・フルオート |
| 設置・排気方式 | PS、扉内、上方・後方排気、屋内設置など |
| 追加部材 | 排気アダプター、PS金枠、配管カバー、リモコンなど |
| 配管・排水工事 | 配管延長、劣化部交換、ドレン排水工事など |
| 搬入・共用部対応 | 養生、駐車、搬入条件、作業時間の制約など |
見積もりは「本体・リモコン・標準工事・撤去処分・追加部材・申請対応・消費税」を含む総額で比較します。追加料金が発生する条件も契約前に確認してください。
交換までの流れ
- 既存機を撮影:型番、設置場所、配管、リモコンを記録
- 管理会社へ確認:規約、申請書、工事条件を確認
- 見積もり依頼:写真と希望機能、故障状況を伝える
- 機種・工事内容を確定:適合性と総額、保証を確認
- 申請・承認:必要書類を提出し、承認後に日程を決める
- 交換工事:共用部を養生し、撤去・設置・接続・試運転
- 引き渡し:お湯はり、追いだき、暖房、リモコン操作を確認
故障してから管理申請を始めると、お湯が使えない期間が長くなることがあります。異音、温度不安定、エラー、水漏れが出ている場合は早めに型番確認を始めてください。
10年以上使用している場合は交換を検討
ノーリツは、家庭用給湯機器の設計上の標準使用期間を製造から10年としています。使用頻度や環境で状態は異なりますが、10年以上使用している製品は点検・取り替えの検討対象です。
また、補修用部品は生産終了後7~10年を目安に保有されますが、その後は部品がなく修理できない場合があります。使用年数が長く、複数の不具合がある場合は、修理費だけでなく交換後の保証や今後の故障リスクも含めて比較します。
型番が分からなくても相談できます。
給湯器の写真とマンション名、部屋の所有・賃貸の別、現在の症状を準備して「給湯器の修理・交換相談」からお問い合わせください。
よくある質問
ノーリツから別メーカーへ変更できますか?
設置寸法、排気方式、配管、機能などの条件が合えば候補になる場合があります。ただし、PS金枠や排気部材、リモコンなどの確認が必要なため、型番と現地条件から判断します。
管理会社への申請前に商品を購入してもよいですか?
おすすめできません。規約上の指定や設置条件に合わない可能性があるため、管理会社への確認と機種の適合確認を先に行います。
工事当日はお湯を使えますか?
交換作業中は給湯を使用できません。試運転と引き渡しが完了してから使用します。工事時間は設置状況や追加工事で変わるため、事前に施工業者へ確認してください。
分譲マンションと賃貸で手続きは違いますか?
分譲では区分所有者が管理規約に従って申請するのが基本です。賃貸では設備の所有者である貸主側の判断が必要になるため、管理会社または貸主へ先に連絡します。
公式情報
※実際の管理規約、申請手続き、設置可能機種はマンションごとに異なります。管理会社と施工業者へ個別に確認してください。
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