貯湯式給湯器のメリットは何ですか?
▶ 関連記事: 詳しくはこちら
貯湯式のメリットは、作ったお湯をタンクへ蓄えて使えることと、方式によって沸き上げ時間や非常用水の活用を選べることです。ただし、湯切れ、設置スペース、放熱や運転音などの条件もあります。「主にガス式」「使用量に関係なく使い続けられる」「蛇口ですぐお湯になる」とは一律にいえません。
公式情報確認日:2026年10月18日。家庭用の貯湯式を考える際の代表例として、エコキュートと電気温水器を中心に比較します。
貯湯式は蓄える方式、熱源の種類とは別
エコキュートは、電気で動くヒートポンプが空気中の熱を集めてお湯を作り、タンクに蓄えます。電気温水器はヒーターでお湯を作る方式です。「貯湯式」という言葉だけでは、使うエネルギーや効率、湯はり・暖房等の機能までは決まりません。
出典:ダイキン「エコキュートのしくみ」、三菱電機のエコキュート・電気温水器案内
メリットと、購入前に確認する条件
| 期待できる点 | 合わせて確認すること |
|---|---|
| 蓄えたお湯を使用できる | 使い切ると沸き増しが必要。家族と来客時の使用量で容量を選ぶ |
| エコキュートはヒートポンプで加熱する | 電気料金プラン、気候、設定、導入工事費で負担が変わる |
| 対応機種では非常用水を取り出せる | 高温に注意し、飲用可否・用途・手順を型番で確認する |
| 自動湯はり等の機能を選べる | 給湯専用・オート・フルオート等で違い、床暖房も別途対応確認 |
タンクにお湯があっても、蛇口までの配管に残る水があるため、待ち時間が必ずなくなるわけではありません。光熱費も「貯湯式なら必ず安い」ではなく、使用条件をそろえて比較します。
エコキュートとガス瞬間式を比べる視点
エコキュート:ヒートポンプユニットとタンクの設置場所、運転音の周囲への影響、湯切れ対策、電力契約を確認します。ダイキンは急な使用量増加に対応する沸き増し機能を紹介していますが、タンクのお湯を無制限に使える意味ではありません。
ガス瞬間式:使うときに加熱する方式で、タンク容量とは別に給湯能力を「号数」等で確認します。同時に使う蛇口、給水温、配管条件を考えて選びます。どちらが合うかは設置環境と生活の使い方によって変わります。
出典:ダイキンの選定ポイント、沸き増し機能の説明、リンナイ「号数について」
非常時に使う水の用途と、やけどに注意
貯湯タンクからの取水が可能でも、飲用・調理に使ってよいとは限りません。ノーリツの非常時の取水案内では飲用水以外の雑用水とされています。停電・断水直後は高温の場合もあるため、使用機種の説明書で用途と取り出し方法を確認してください。
お手入れと費用は機種ごとに確認する
タンクの排水、逃し弁、漏電遮断器などの確認項目や周期は、説明書に従います。内部の分解・薬品洗浄を共通の作業として行わないでください。機器本体、基礎・配管・電気工事、撤去処分、保証、維持費を含めた総額で比較し、設置予定場所の現地調査を依頼しましょう。
出典:ダイキンのFAQ・お手入れ案内、パナソニックの機種別お手入れ確認先
▶ まず読みたい:給湯器の交換はどこに頼む?費用や寿命、補助金まで解説
▶ さらに詳しく: 詳しくはこちら
タグ:比較










