給湯器のお湯が出ない?原因と今すぐできる対処法|東京ガス・生活堂も紹介
目次
お湯が出ない原因をチェック!まず確認すべきポイント
給湯器のリモコン表示を確認
給湯器のリモコンにエラーコードが表示されている場合は、まず取扱説明書を確認してください。エラーコードによって、故障箇所や対処法を特定できる場合があります。エラーコードが表示されている場合は、そのコードをメモしておくと、業者に問い合わせる際にスムーズです。また、エラーコードの内容によっては、ご自身で解決できるケースもありますので、慌てずに取扱説明書を確認しましょう。
エラーコードが表示されていない場合でも、リモコンの電源が入っているか、設定温度が適切かなどを確認してください。リモコンの設定が原因で、お湯が出ないこともあります。
ガス供給の状態をチェック
ガスメーターの表示を確認し、ガスが供給されているかを確認してください。ガスメーターが赤く点滅している場合は、ガスが遮断されている可能性があります。この場合は、ガス会社に連絡して指示を仰ぎましょう。また、ガスの元栓が閉まっていると、お湯が出ない原因になります。元栓がきちんと開いているか確認しましょう。プロパンガスをご利用の場合は、ガスボンベの残量も確認してください。残量が少ない場合は、ガス会社に連絡してガスを補充してもらいましょう。
ガス供給に問題がない場合は、他の原因を検討する必要があります。ガス臭い場合は、すぐに使用を中止し、ガス会社に連絡してください。
給湯器の電源プラグをチェック
給湯器の電源プラグがコンセントから抜けていないか確認してください。何らかの原因でプラグが抜けていたり、コンセントの接触が悪くなっている場合があります。プラグを差し直して、再度お湯が出るか試してください。また、ブレーカーが落ちている場合も、給湯器が作動しません。分電盤を確認し、給湯器のブレーカーが落ちていないか確認してください。ブレーカーが落ちている場合は、一度ブレーカーを上げて、給湯器が作動するか確認しましょう。頻繁にブレーカーが落ちる場合は、電気工事が必要になる場合がありますので、専門業者に相談してください。
お湯が出ない原因別!自分でできる応急処置
給湯器の凍結が原因の場合
給湯器の配管が凍結している場合は、配管内の水が凍って膨張し、お湯が出なくなります。この場合は、無理に解凍しようとせず、気温の上昇とともに自然に解凍するのを待ちましょう。熱湯をかけると、配管が破損する恐れがありますので、絶対に避けてください。ぬるま湯でも急激な温度変化で配管を傷める可能性があります。凍結を予防するためには、冬場に給湯器の凍結防止機能を使用したり、配管に保温材を巻くなどの対策が有効です。また、長期間家を空ける場合は、給湯器の水抜きを行うことも検討しましょう。詳しい水抜きの方法は、給湯器の取扱説明書を確認してください。
給湯器の故障が原因の場合
上記のような応急処置を試してもお湯が出ない場合は、給湯器本体の故障が疑われます。この場合は、無理に自分で修理しようとせず、専門業者に相談しましょう。専門業者に依頼する際は、複数の業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討することをおすすめします。東京ガスや生活堂などの専門業者であれば、迅速かつ丁寧に対応してくれるでしょう。また、保証期間内であれば、無償で修理できる場合がありますので、保証書も確認しておきましょう。給湯器の故障は、放置すると他のトラブルにつながる可能性もありますので、早めに専門業者に相談しましょう。
一部の蛇口だけお湯が出ない場合
特定の蛇口だけお湯が出ない場合は、その蛇口の故障が考えられます。他の蛇口でお湯が出るかどうかを確認しましょう。もし他の蛇口からはお湯が出る場合は、問題の蛇口の内部部品の故障や、蛇口につながる配管の詰まりなどが考えられます。この場合、蛇口の修理や交換が必要になる場合があります。ご自身で修理するのが難しい場合は、水道業者に依頼しましょう。また、お湯と水の切り替え部分の故障も考えられます。蛇口の故障が原因の場合は、給湯器本体には問題がないため、修理または交換で解決できます。
修理?交換?給湯器の寿命と判断基準
給湯器の耐用年数
一般的に、給湯器の耐用年数は10年程度と言われています。給湯器は、長年使用していると内部部品が劣化し、故障しやすくなります。使用開始から10年近く経過している場合は、修理よりも交換を検討する方が、結果的に費用を抑えられる可能性があります。また、10年を超えて使用している給湯器は、メーカーの部品供給が終了している場合もあり、修理が困難になることもあります。給湯器の交換時期を把握しておくことで、突然の故障による不便を避けることができます。耐用年数はあくまで目安であり、使用頻度や環境によっても異なります。
修理がおすすめなケース
購入後2~3年程度の新しい給湯器であれば、修理がおすすめです。まだ新しい給湯器の場合は、内部部品の劣化も少なく、修理で十分に機能が回復する可能性があります。また、保証期間内であれば、無償で修理できる場合もあります。保証期間や保証内容については、購入時の保証書や契約書を必ず確認しましょう。ただし、修理費用が高額になる場合は、交換も検討する必要があります。修理と交換のどちらが良いかは、専門業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
交換がおすすめなケース
10年近く使用している給湯器や、修理費用が高額になる場合は、交換を検討しましょう。10年近く使用している給湯器は、内部部品の劣化が進んでおり、修理してもすぐに別の箇所が故障する可能性があります。また、修理費用が高額になる場合は、新しい給湯器に交換した方が、結果的に費用を抑えられ、安心して使用できます。東京ガスや生活堂では、給湯器の交換工事も行っています。給湯器の交換を検討する際は、専門業者に相談し、最適な給湯器を選んでもらいましょう。また、最新の給湯器は、省エネ性能も高くなっているため、光熱費の節約にもつながります。
給湯器の修理・交換を依頼する際の注意点
複数の業者に見積もりを依頼
給湯器の修理や交換を依頼する際は、複数の業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討しましょう。1社だけの見積もりでは、費用が適正かどうか判断できません。複数の業者から見積もりを取ることで、費用相場を知ることができ、適正価格で依頼できます。見積もりを依頼する際は、給湯器の型番や状態を正確に伝えることが重要です。また、見積もり内容について不明な点は、必ず業者に確認しましょう。見積もり金額だけでなく、作業内容やアフターフォローなども比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
実績のある業者を選ぶ
修理や交換の実績が豊富な業者を選びましょう。実績のある業者は、豊富な経験と知識を持っており、迅速かつ丁寧な対応が期待できます。また、実績のある業者は、技術力も高く、安心して修理や交換を任せられます。業者のホームページや口コミなどを参考に、実績を確認しましょう。東京ガスグループは実績も豊富で、安心して依頼できます。また、地域密着型の業者であれば、何かあった際にも迅速に対応してくれるでしょう。実績だけでなく、担当者の対応も考慮して業者を選びましょう。
保証内容を確認する
修理や交換後の保証内容を確認しましょう。保証期間や保証範囲は業者によって異なります。保証期間が長いほど、安心して給湯器を使用できます。また、保証範囲についても、どこまで保証してくれるのかを事前に確認しておくことが重要です。生活堂では、最大10年の延長保証があります。保証内容をしっかりと確認し、安心して依頼できる業者を選びましょう。保証書は大切に保管し、万が一のトラブルに備えましょう。保証内容について不明な点は、業者に確認してください。
給湯器のトラブルを防ぐ!日頃のメンテナンス
定期的な点検と清掃
給湯器の周りを定期的に点検し、異音や水漏れがないか確認しましょう。異音や水漏れを発見した場合は、放置せずに専門業者に連絡してください。また、給湯器のフィルターも定期的に清掃しましょう。フィルターが詰まっていると、給湯器の効率が悪くなり、故障の原因になることがあります。フィルターの清掃方法は、給湯器の取扱説明書を確認してください。定期的な点検と清掃を行うことで、給湯器の寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐことができます。特に、冬場や長期間使用しない場合は、念入りに点検を行いましょう。
凍結対策
冬場は、給湯器の凍結防止対策を行いましょう。給湯器の取扱説明書を参考に、適切な対策を行ってください。一般的には、給湯器の凍結防止機能を使用したり、配管に保温材を巻くなどの対策が有効です。また、長期間家を空ける場合は、給湯器の水抜きを行うことも検討しましょう。水抜きを行う際は、必ず取扱説明書をよく読み、正しい手順で行ってください。誤った方法で水抜きを行うと、給湯器を破損させる可能性があります。また、凍結が予想される場合は、早めに対策を行うことが重要です。給湯器の凍結は、修理費用が高額になる可能性があるため、十分な対策を行いましょう。