給湯器からお湯が出ない?原因と9つの対処法を徹底解説
「給湯器からお湯が出ない…」と、突然のトラブルに困っていませんか?特に寒い日にお湯が使えないと、生活に大きな支障が出てしまいます。水は出るのにお湯が出ないのはなぜか、シャワーだけお湯が出ない、給湯器から風呂だけお湯が出ないのはなぜですか、といった疑問を持つ方は少なくありません。アパートでお湯が出ない場合や、リンナイ給湯器など特定のメーカーで水は出るのにお湯が出ない状況、さらにはお湯が出ないけれどガスはつく、給湯器にエラーなし表示といったケースもあり、原因は様々です。給湯器のお湯が出ない寒い日はなぜですか、という季節特有の問題や、そもそも給湯器が壊れるサインは何かを知りたい方もいるでしょう。この記事では、ガス給湯器でお湯が出ない水は出る状況について、考えられる原因と具体的な給湯器のお湯が出ない時の対処法を詳しく解説します。
- 給湯器からお湯が出ない時に考えられる主な原因
- 自分で安全に試せる具体的な対処法のステップ
- 専門業者に修理や交換を依頼すべきケースの見極め方
- 給湯器の故障が疑われるサインと寿命の目安
目次
給湯器からお湯が出ない!まず確認すべき原因とは?
- 水は出るのにお湯が出ない主な原因
- 特定の場所(風呂・シャワー)だけお湯が出ないのはなぜ?
- 寒い日にお湯が出ない原因は「凍結」かも
水は出るのにお湯が出ない主な原因

給湯器から水は出るのにお湯だけが出ない場合、いくつかの原因が考えられます。慌てて業者を呼ぶ前に、まずは落ち着いて原因を探ってみましょう。主な原因は、「ガス」「電気」「水道」のいずれかの供給に問題があるか、給湯器本体の不具合である可能性が高いです。
考えられる主な原因
- ガスの供給停止:ガスメーターが何らかの理由で遮断されている。
- 給湯器の電源トラブル:給湯器本体の電源プラグが抜けている、またはブレーカーが落ちている。
- 給湯器本体の一時的なエラー:内部の安全装置が作動している。
- 水道の凍結:特に冬場に配管が凍結している。
- 給湯器本体の故障:部品の劣化や経年劣化による故障。
例えば、「お湯が出ない ガスはつく」という状況であれば、ガスコンロは使えるのに給湯器だけが作動しないことになります。この場合、ガスの元栓が閉まっていたり、給湯器側の問題であったりする可能性が考えられます。また、リモコンにエラー表示がないのに動かないケースも少なくありません。まずは、これらの基本的なポイントから確認していくことが重要です。
特定の場所(風呂・シャワー)だけお湯が出ないのはなぜ?

「キッチンではお湯が出るのに、シャワーだけお湯が出ない」「給湯器から風呂だけお湯が出ないのはなぜですか?」といった、特定の場所だけでお湯が出ないトラブルもよくあります。この場合、給湯器本体の故障ではなく、お湯を使いたい場所の蛇口(水栓)に原因がある可能性が高いです。
特に、お湯と水を混ぜて温度を調節する「混合水栓」の内部にある温度調節バルブやカートリッジが故障していると、お湯がうまく供給されなくなることがあります。長年使用している水栓では、部品が摩耗したり、水垢が詰まったりして不具合が起きやすくなります。
給湯器全体の問題か、特定の蛇口の問題かを見分けるには、他の場所(例えば洗面所やキッチン)でお湯が出るか試してみるのが一番です。もし他の場所では問題なくお湯が出るなら、原因は給湯器ではなく蛇口にあると判断できるでしょう。
寒い日にお湯が出ない原因は「凍結」かも

「給湯器のお湯が出ない寒い日はなぜですか?」という疑問は、冬場によくあるトラブルの典型です。特に外気温が0℃を下回るような寒い日や、長期間家を留守にした後などにお湯が出なくなった場合、給湯器本体や接続されている配管が凍結している可能性が非常に高いです。
給湯器には、水道管から給湯器へ水を供給する「給水管」と、給湯器から各蛇口へお湯を送る「給湯管」がつながっています。これらの配管が凍結すると、水が流れなくなり、結果としてお湯が出なくなります。水すら出ない場合は給水管の凍結が、水は出るがお湯は出ない場合は給湯器内部や給湯管の凍結が疑われます。
凍結時にやってはいけないこと
配管が凍結した際に、熱湯を直接かけるのは絶対にやめてください。急激な温度変化で配管が破裂し、水漏れなどの二次被害につながる危険性があります。対処法については後述しますが、慌てず適切な方法で解凍することが重要です。
【エラーなしでも要確認】自分でできる給湯器の対処法
- STEP1:給湯器のリモコンを確認する
- STEP2:ガスの供給状況を確認する(ガスはつく?)
- STEP3:給湯器本体の電源とブレーカーを確認する
- STEP4:水道の元栓・給水栓を確認する
- STEP5:凍結が疑われる場合の対処法
STEP1:給湯器のリモコンを確認する

給湯器からお湯が出ない時、まず最初に確認すべきなのが室内にある給湯器のリモコンです。意外と見落としがちな簡単な操作ミスが原因であることも少なくありません。
確認ポイント
- リモコンの電源は入っていますか?
運転ボタンが「切」になっていないか確認しましょう。何かの拍子にオフになっていることがあります。 - エラーコードは表示されていませんか?
もしエラーコードが表示されている場合は、取扱説明書やメーカーの公式サイトで内容を確認してください。エラーコードに応じた対処法が記載されています。 - 給湯温度の設定が低すぎませんか?
設定温度が「水」に近い低い温度になっていると、お湯が出ているように感じられないことがあります。適切な温度に設定し直してみてください。
「給湯器 お湯が出ない エラーなし」という場合でも、一度リモコンの電源をオフにし、数分待ってから再度オンにすることで、システムがリセットされて復旧することがあります。これは最も手軽に試せる対処法の一つです。
STEP2:ガスの供給状況を確認する(ガスはつく?)

ガス給湯器でお湯が出ない水は出る場合、ガスの供給が止まっている可能性があります。他のガス機器が正常に使えるかを確認しましょう。
確認方法
- ガスコンロをつけてみる:
もしガスコンロの火もつかないようであれば、家全体のガスの供給が止まっている可能性があります。 - ガスメーター(マイコンメーター)を確認する:
家の外に設置されているガスメーターを確認します。メーター中央のランプが赤く点滅している場合、安全装置が作動してガスを遮断しています。長時間のガス使用や地震、ガス漏れの疑いなど、何らかの異常を検知した際に作動します。
ガスメーターが遮断されていた場合は、復帰操作を行うことでガスが使えるようになる可能性があります。メーターについている黒いキャップを外し、復帰ボタンを奥までしっかり押して、ランプの点滅が終わるまで数分間待ってください。詳しい復帰方法は、ご契約のガス会社のウェブサイトにも記載されています。
STEP3:給湯器本体の電源とブレーカーを確認する

給湯器はガスだけでなく電気も使用して動作しています。そのため、電気系統のトラブルもお湯が出ない原因となり得ます。
確認ポイント
- 給湯器の電源プラグ:
給湯器本体は屋外に設置されていることが多く、その近くに電源コンセントがあります。電源プラグがコンセントから抜けていないか、しっかりと差し込まれているかを確認してください。 - 分電盤のブレーカー:
家の中にある分電盤(ブレーカーボックス)を確認し、給湯器専用のブレーカー、もしくは全体のブレーカーが落ちていないか(「切」になっていないか)を確認します。落ちていた場合は、一度「入」にしてみてください。
落雷の後など、一時的な電力の不安定さが原因で安全装置が作動し、ブレーカーが落ちることがあります。頻繁にブレーカーが落ちる場合は、漏電などの可能性も考えられるため、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
STEP4:水道の元栓・給水栓を確認する

そもそも給湯器に水が供給されていなければ、お湯を作ることはできません。水道の元栓や給湯器の給水栓が閉まっていないか確認しましょう。
確認ポイント
- 家全体の止水栓:
メーターボックス内などにある家全体の止水栓が閉まっていないか確認します。何らかの工事の後などで閉められたままになっていることがあります。 - 給湯器の給水元栓:
給湯器本体の下部には、いくつかの配管がつながっています。その中にある「給水元栓」が閉まっていないか確認してください。フィルターの掃除などの際に閉めたまま忘れてしまうケースがあります。元栓のハンドルが配管と平行になっていれば「開」、直角になっていれば「閉」の状態です。
STEP5:凍結が疑われる場合の対処法
冬の寒い日に突然お湯が出なくなった場合は、配管の凍結が原因かもしれません。以下の方法で対処を試みてください。
凍結の対処法
自然解凍を待つ:
ぬるま湯をかける:
注意:前述の通り、絶対に熱湯をかけないでください。配管破裂の危険があります。
リモコンの電源をON/OFFする:
凍結予防のためには、外気温が特に低くなる夜間、水を少量(ポタポタと落ちる程度)出しっぱなしにしておくのが効果的とされています。また、給湯器本体に搭載されている凍結予防ヒーターが正常に作動するよう、給湯器の電源プラグは抜かないようにしましょう。
対処法を試してもダメな場合|専門業者に相談すべきサイン
- 給湯器が壊れるサインとは?
- アパートやマンションでお湯が出ない場合の注意点
- リンナイなどメーカーごとの特徴と相談先
給湯器が壊れるサインとは?
自分でできる対処法を全て試しても状況が改善しない場合、給湯器本体が故障している可能性が高いです。特に、以下のようなサインが見られる場合は、専門業者による点検や修理、交換が必要と考えられます。
給湯器が壊れる主なサイン
- お湯の温度が安定しない:設定温度よりも熱くなったり、ぬるくなったりを繰り返す。
- 異音や異臭がする:運転中に「ボンッ」という着火音や、「キーン」という高い音がする、ガス臭い匂いがする。
- 黒い煙やススが出る:給湯器の排気口から黒い煙が出ている。不完全燃焼の可能性があり危険です。
- 水漏れしている:給湯器本体や配管の接続部から水が漏れている。
- 頻繁にエラーが表示される:リモコンにエラーが頻繁に表示され、リセットしてもすぐに再発する。
特に、ガス臭や黒い煙は不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険性も伴います。このような症状が見られた場合は、直ちに使用を中止し、専門業者に連絡してください。
また、給湯器の一般的な寿命は10年~15年とされています。設置から10年以上経過している給湯器でトラブルが発生した場合は、修理よりも交換を検討した方が、長期的に見て経済的である場合も多いです。
アパートやマンションでお湯が出ない場合の注意点
アパートやマンションなどの賃貸物件で給湯器からお湯が出ない場合、自分で業者を手配する前に、必ず大家さんや管理会社に連絡してください。
給湯器は部屋の設備の一部であるため、修理や交換の費用は貸主側が負担するのが一般的です。勝手に修理や交換をしてしまうと、費用を自己負担しなければならなくなったり、契約上のトラブルに発展したりする可能性があります。
賃貸物件での対応フロー
まずはこの記事で紹介した簡単な対処法(リモコン、ブレーカーなど)を試す
改善しない場合は、すぐに大家さんや管理会社に状況を詳しく報告する
大家さんや管理会社の指示に従い、指定された業者の点検を待つ
「アパート お湯が出ない 水は出る」という状況でも、まずは管理者に連絡するというルールを忘れないようにしましょう。
リンナイなどメーカーごとの特徴と相談先
給湯器にはリンナイ、ノーリツ、パロマなど様々なメーカーがあります。「リンナイ給湯器 お湯が出ない 水は出る」といったように、特定のメーカー名で検索する方も多いですが、基本的な原因や対処法はどのメーカーでも大きくは変わりません。
ただし、エラーコードの表示内容やリモコンの操作方法などはメーカーごとに異なります。トラブルが発生した際は、お使いの給湯器の取扱説明書を確認するのが最も確実です。もし取扱説明書が手元にない場合は、メーカーの公式サイトで製品型番を入力すれば、電子版を閲覧できることがほとんどです。
メーカーのサポートセンターに問い合わせる際は、給湯器の型番と表示されているエラーコード、具体的な症状を伝えると、スムーズに案内してもらえます。
まとめ:給湯器からお湯が出ない時は慌てず原因を確認しよう
この記事では、給湯器からお湯が出ない様々なケースについて、その原因と対処法を解説しました。最後に、重要なポイントをリストで振り返ります。
- 給湯器からお湯が出ない原因はガス、電気、水道、または本体の不具合が考えられる
- 水は出るがお湯が出ない場合、まずはリモコンの電源や設定を確認する
- エラー表示がない場合でも、リモコンの再起動で復旧することがある
- ガスコンロもつかない場合はガスメーターの遮断を疑う
- ガスメーターが遮断されたら復帰操作を試す
- 給湯器の電源プラグが抜けていないか、ブレーカーが落ちていないか確認する
- 水道の元栓や給湯器の給水元栓が閉まっていないかチェックする
- 寒い日にお湯が出ないのは配管の凍結が原因の可能性が高い
- 凍結時は自然解凍を待つか、ぬるま湯でゆっくり解凍する
- 凍結した配管に熱湯をかけるのは危険なので絶対に避ける
- 特定の場所(風呂やシャワー)だけお湯が出ないのは混合水栓の故障が考えられる
- お湯の温度が不安定、異音・異臭、水漏れは故障のサイン
- 設置から10年以上経過している場合は交換も視野に入れる
- アパートなど賃貸物件の場合は、まず大家さんや管理会社に連絡する
- 対処法を試しても改善しない、または危険を感じる場合は速やかに専門業者に相談する
突然お湯が出なくなると焦ってしまいますが、多くの場合は簡単な確認や操作で復旧する可能性があります。まずは落ち着いて、この記事で紹介したステップを一つずつ試してみてください。それでも解決しない場合や、少しでも不安を感じる場合は、無理せずプロの業者に点検を依頼することが大切です。
※本記事の情報は、公開時点での一般的な情報をまとめたものです。個人の状況によって異なる場合がありますので、詳しくは専門家にご相談ください。












