マンション給湯器24号交換!費用相場と最適な選び方3選

失敗しないマンション給湯器24号の交換!費用相場と最適な選び方3選

こんにちは。給湯器修理.comです。

濱本 孝一

この記事の監修者

濱本 孝一

株式会社 生活水道センター 代表取締役

保有資格:給水装置工事主任技術者
ガス機器設置スペシャリスト
2級管工事施工管理技士 第04910号

株式会社生活水道センター 代表取締役。創業32年の節目を迎え、全国に水道局指定工事店のネットワークを広げる水回りのスペシャリスト。「日本の住宅寿命を延ばす」という使命感のもと、早期メンテナンスの重要性を提唱し続けている。現場の叩き上げでありながら、メーカー事業「ドットデザイン」での製品開発や、次世代の職人育成など、業界の近代化に尽力。

この記事でわかること

  • マンション用24号給湯器の本体価格と工事費込みの費用相場
  • 設置状況や時期によって変動する追加費用の内訳と注意点
  • ライフスタイルに合わせたマンション給湯器24号の最適な選び方3選
  • 信頼できる業者の見極め方と安全に交換を終えるためのポイント

マンションの給湯器(24号)交換費用はいくらが目安?工事費込みの相場

「急にお湯が出なくなった!」「そろそろ10年経つから交換したいけれど、マンションの24号給湯器っていくらくらいかかるの?」現場に出ていると、お客様から最も多く寄せられるのがこの費用の疑問です。

マンションにお住まいで、ご家族3〜4人以上であれば、同時に複数箇所でお湯を使っても水圧が落ちにくい「24号」の給湯器が標準的に設置されていることが多いです。しかし、いざ交換となると、チラシやネットで見る「激安○万円!」という広告と、実際に見積もりをとった金額に大きな差があり、驚かれる方も少なくありません。

費用・相場を考える上で必ず押さえておきたいのは、①料金の内訳、②一般的な相場レンジ、③時期・繁忙期による変動、④設置環境による差の4点です。ここでは、私が実際に数多くのマンションで給湯器を交換してきた経験をもとに、リアルな費用相場と内訳を客観的に解説します。ただし、ここでご紹介する数値はあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイト・メーカーをご確認ください。

24号給湯器の本体価格と標準工事費の内訳

給湯器の交換費用は、大きく分けて「給湯器本体(+リモコン)の価格」と「標準工事費」の2つで構成されています。

まず、給湯器本体の価格ですが、これはメーカーの希望小売価格から業者がどれくらい割引をしているかによって大きく変わります。ネット系の専門業者などでは、メーカー希望小売価格の50%〜70%OFFで提供されていることも珍しくありません。しかし、「最安値」や「激安」を謳う業者の中には、リモコン代が別売りになっていたり、後から高額な追加工事費を請求したりするケースもあるため注意が必要です。価格が相場より安い場合は、必ず「なぜ安いのか(大量仕入れによるコストダウンなど)」という根拠を確認するようにしましょう。

次に「標準工事費」です。標準工事費には、一般的に以下の作業が含まれます。

  • 既存給湯器の取り外しと撤去・廃棄処分費
  • 新しい給湯器の設置作業費
  • 給水・給湯・追い焚き配管の接続費
  • ガス管の結び替え費
  • 台所・浴室リモコンの交換費
  • 試運転・操作説明費

標準工事費の一般的な相場レンジは、おおむね40,000円〜60,000円程度です。これより極端に安い場合は、古い配管の保温材を巻き直さなかったり、資格を持たない無資格者がガス接続を行ったりするリスクが潜んでいるおそれがあります。ガス機器の設置には「ガス消費機器設置工事監督者」や「簡易内管施工士」といった国家資格や専門資格が必要です。ガス漏れや一酸化炭素中毒などの重大な事故につながる恐れがあるため、DIYでの交換は絶対にやめていただき、必ず資格を持った専門業者へご依頼ください。

マンションにおける給湯器交換の総額費用の目安

では、本体代と標準工事費を合わせた「総額」はいくらになるのでしょうか。マンション用の24号給湯器(追い焚き機能付きのオート・フルオートタイプ)を例に、一般的な相場レンジをまとめました。

給湯器の種類(24号・壁掛け/PS設置) 総額費用の目安(工事費・リモコン込) 特徴
従来型(非エコジョーズ)オート・フルオート 130,000円 〜 180,000円程度 初期費用を抑えたい方向け。マンションのPS設置でドレン排水が作れない場合に選ばれやすい。
エコジョーズ(省エネ型)オート・フルオート 160,000円 〜 220,000円程度 ガス代を節約したい方向け。ドレン排水の処理工事が必須。
温水暖房熱源機(床暖房や浴室乾燥機対応) 250,000円 〜 400,000円程度 床暖房やミストサウナなどがついているマンションに設置されている高機能タイプ。

以前、築15年の分譲マンションにお住まいのお客様から「お湯が出なくなったから、一番安い給湯器に替えてほしい」とご依頼を受けたことがありました。しかし、現地調査に伺うと、床暖房と浴室暖房乾燥機が連動している「温水暖房熱源機(ノーリツのGTHシリーズ)」が設置されていました。お客様は「ただの給湯器だと思っていたのに、そんなに高いの!?」と驚かれていましたが、床暖房などをそのまま使うためには同等の熱源機への交換が必須となります。このように、現在お使いの給湯器の機能によって総額は大きく変わります。

また、時期・繁忙期による変動も見逃せません。給湯器は水温が下がり、フルパワーでお湯を沸かす冬場(11月〜2月)に故障が集中します。この時期は業者のスケジュールが埋まりやすく、需要過多により割引率が渋くなる(相場が高めになる)傾向があります。逆に、春から夏にかけての閑散期は、キャンペーンなどで比較的安く交換できることが多いです。「お湯の温度が安定しない」「異音がする」といった寿命のサイン(設置から10年程度)が出ている場合は、完全に壊れてしまう前の閑散期に交換を検討するのが賢い選択です。

設置状況により追加費用

マンションの給湯器交換で、戸建てと最も大きく異なるのが設置環境による差(追加費用)です。マンションでは、玄関横の共用廊下にあるパイプシャフト(PS)内に給湯器が収まっているケースが非常に多いです。このPS設置の場合、以下のような追加部材や工事費が発生することがあります。

マンション特有の主な追加費用例

  • PS金枠(取替用アダプター):約5,000円〜15,000円
    古い給湯器と新しい給湯器で本体のサイズが変わる場合、PS内の枠に固定するための専用アダプターが必要です。
  • 排気カバー(側方・上方排気など):約5,000円〜15,000円
    共用廊下を歩く人に排気ガスが直接当たらないよう、排気の方向を変えるカバーの設置が義務付けられているマンションがあります。
  • 特注色塗装(指定色):約20,000円〜30,000円(納期プラス数週間)
    マンションの景観条例や管理規約により、給湯器の前面パネルを外壁と同じ色(ブラウンやグレーなど)に塗装しなければならないことがあります。
  • 高所作業・搬入困難:約10,000円〜
    ベランダの足場が極端に狭い、あるいは特殊な高所に設置されている場合、安全確保のための人員追加や足場代がかかることがあります。

ある冬の寒い日、タワーマンションのPS扉内設置タイプの交換に伺った際のエピソードです。お客様は「ネットで見た最安値の業者には12万円と言われたのに、どうして総額15万円になるの?」と少しご不満な様子でした。そこで私は、現在の給湯器の排気筒が特殊な「上方排気(天井に向けて排気するタイプ)」であること、そしてPSの枠に適合させるための専用金枠が必要になることを、実際のカタログと現場の構造をお見せしながら丁寧に説明しました。

「なるほど、マンションの構造上どうしても必要な部品なんですね。ただ安いだけの業者に頼んで、後から当日追加請求されるより、最初からすべて含んだ金額を提示してくれて安心しました」と、最後はほっとした表情でご納得いただけました。このように、追加費用は「業者のぼったくり」ではなく、安全基準やマンションの規約を守るために不可欠なものです。最終的な判断は専門業者にご相談いただき、現地調査を伴う正式な見積もりを書面でもらうことが、トラブルを防ぐ最大の防御策となります。

費用は機種・設置状況で変わります

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マンション給湯器24号の交換で失敗しない!最適な選び方3選

費用相場と内訳がわかったところで、次は「どの給湯器を選べばいいのか」という問題に直面します。マンションの場合、戸建てのように「自分の好きな場所に、好きな機種を自由に取り付ける」というわけにはいきません。限られたスペースや管理規約の中で、ご自身のライフスタイルに最も合ったものを選ぶ必要があります。

ここでは、検索キーワード「マンション給湯器24号交換!費用相場と最適な選び方3選」の核心となる、失敗しないための3つの選び方を、現場目線で詳しく解説します。

選び方1:従来型かエコジョーズか?ランニングコストで比較

結論から言うと、ガス代を節約して長期的なトータルコストを抑えたいなら「エコジョーズ」、初期費用を安く抑えたい、またはマンションの構造上エコジョーズが設置できない場合は「従来型」を選ぶことになります。

エコジョーズは、これまで捨てていた排気熱を再利用してお湯を沸かす省エネ型の給湯器です。熱効率が良いため、従来型に比べてガス使用量を約10〜15%削減できます。24号を使用するような4人家族であれば、年間で約10,000円〜15,000円程度のガス代節約が期待できます。本体価格は従来型より3万円〜4万円ほど高くなりますが、約3〜4年使えばガス代の節約分で差額を回収できる計算になります。

「じゃあ、絶対にエコジョーズがお得ですね!」と思われることもありますが、マンションの場合は一つ大きなハードルがあります。それが「ドレン排水の処理」です。

エコジョーズは、お湯を沸かす過程で「ドレン水」という酸性の結露水が1日に数リットル発生します。ベランダ設置であれば、エアコンの室外機と同じように排水溝へ流せばよいのですが、共用廊下のパイプシャフト(PS)設置の場合、廊下に水を垂れ流すわけにはいきません。

先日も、築20年のマンションで「どうしてもエコジョーズにしたい」というご要望がありました。PS内には排水口がなく、通常であれば従来型をおすすめするケースです。しかし、リンナイやノーリツなどのメーカーからは、浴室の追い焚き配管を利用してドレン水を浴室の排水口へ流す「三方弁方式(ドレンアップ方式)」という特殊な部材を用いたエコジョーズ対応セットが販売されています。これを使えばPS設置でもエコジョーズ化が可能です。

ただし、この三方弁方式は部材代や追加工事費で数万円のコストアップになるため、「ガス代の節約分」と「追加工事費」を天秤にかけ、本当にお得になるのかをシミュレーションする必要があります。我が家の場合はどうなのか、正確な情報は公式サイト・メーカーをご確認いただき、現地調査の際に業者へ相談してみましょう。

選び方2:オートとフルオートの違い!家族構成に合わせた選択

結論として、入浴時間がバラバラなご家族や、配管の清潔さを保ちたい方には「フルオート」、お風呂の機能にそこまでこだわらず少しでも費用を抑えたい方には「オート」がおすすめです。

マンションの24号給湯器を選ぶ際、追い焚き機能のグレードである「オート」と「フルオート」のどちらにするかで悩む方は非常に多いです。それぞれの違いを簡単にまとめました。

オートとフルオートの違い

  • オート(自動):お湯はり、ストップ、追い焚き、保温までを自動で行います。お湯が減った場合の「足し湯」は、リモコンのボタンを手動で押す必要があります。
  • フルオート(全自動):オートの機能に加え、「自動足し湯」と「追い焚き配管の自動洗浄機能」がついています。

現場でフルオートをおすすめして、後日お客様から「これにして本当に良かった!」と最も感謝されるのが「追い焚き配管の自動洗浄機能」です。フルオートは、お風呂の栓を抜くと同時に、約5リットルの新しいお湯を勢いよく配管内に流し込み、中に残った湯垢や入浴剤の成分を洗い流してくれます。

「実は最近、追い焚きをすると黒いカスみたいなものが出てきて気になっていたんです…」と顔をしかめていた奥様が、フルオートに交換した翌週の点検時に「栓を抜くだけで勝手に配管を洗ってくれるから、本当に気持ちよくお風呂に入れるようになりました!」と満面の笑みで喜んでくださったのは、私にとっても嬉しい瞬間でした。

価格差はメーカーにもよりますが、オートとフルオートで15,000円〜20,000円程度です。ご家族が多く、最後に入る人の時にはお湯が減ってぬるくなりがち(自動足し湯が便利)、または小さなお子様がいて衛生面が気になるというご家庭には、間違いなくフルオートをおすすめします。

選び方3:設置タイプ(壁掛け・PS設置)の確認と管理組合への申請ルール

結論ですが、マンションの給湯器は「現在と同じ設置タイプ・排気バリエーション」を選ぶのが大原則です。そして、工事前には必ず「管理組合への事前申請」を忘れないようにしてください。

マンションの給湯器には、主に以下のような設置タイプがあります。

  • ベランダ壁掛け設置:外壁に直接取り付けられているタイプ。戸建ての壁掛けとほぼ同じです。
  • PS標準設置:共用廊下のパイプシャフト内にあり、給湯器の前面が見えているタイプ。
  • PS扉内設置:パイプシャフトの鉄扉の中に隠れており、丸い排気口だけが扉の穴から出ているタイプ。
  • PS扉内設置(上方・後方排気):扉の中に隠れており、排気筒が天井裏や後方を通って外部へ排気される特殊なタイプ。

特に「PS扉内設置」の場合、新しい給湯器の排気口の位置が、既存の鉄扉の穴の位置とピッタリ合わなければなりません。もし適当な機種を選んでしまうと、扉が閉まらなくなったり、排気ガスがPS内に充満して不完全燃焼を起こす大変危険な状態になります。そのため、私たちプロは現地調査の際、メジャーでミリ単位の寸法を測り、各メーカーの図面と照らし合わせて適合する機種と専用の金枠(アダプター)を選定します。

また、マンションならではの注意点として「管理組合への申請」があります。分譲マンションの場合、給湯器が設置されているベランダや共用廊下のPSは「専有部分」ではなく「共用部分」に該当することがほとんどです。そのため、勝手に工事を行うことは規約違反となることがあります。

以前、お客様が「自分の家のお湯が出ないんだから、今すぐ交換してよ!」と焦っていらっしゃったことがありました。お気持ちは痛いほどわかるのですが、管理室に確認すると「工事の1週間前までに所定の申請書と仕様書を提出し、承認を得なければ作業は一切不可」という厳しいルールがありました。さらに、そのマンションは景観保護のため「給湯器の前面パネルは外壁と同じ特注のアイボリー色に塗装すること」という指定まであったのです。

特注色塗装はメーカーへの発注となり、納期に2〜3週間かかります。その間、お客様には大変ご不便をおかけすることになってしまいました。この経験からも、マンションにお住まいの方は、完全に壊れてお湯が出なくなる前に、一度管理規約を確認し、余裕を持って交換の準備を進めることを強くお勧めします。

マンションでの給湯器交換を安心して任せられる業者の選び方

マンション給湯器24号交換!費用相場と最適な選び方3選を押さえたら、最後は「誰に工事を頼むか」です。給湯器の交換業者は、ガス会社、ホームセンター、家電量販店、ネット専業の給湯器専門業者など多岐にわたります。高額な出費となるため、少しでも安く抑えたいのが本音だと思いますが、価格だけで選ぶと後悔することになりかねません。

ここでは、安全かつ適正価格で交換してくれる優良業者の見極め方を解説します。

複数社からの相見積もりで適正価格を見極める

結論として、最低でも2〜3社から相見積もりを取り、総額費用と工事内容の内訳を比較することが重要です。

A社は「総額15万円」、B社は「本体8万円!(※工事費別)」といったように、業者によって見積もりの出し方はバラバラです。B社のように本体価格だけを安く見せかけ、現場に来てから「マンションのPS設置なので追加部材が3万円、古い給湯器の処分費が1万円、出張費が…」と次々に追加請求をしてくる悪質なケースもゼロではありません。

優良な業者であれば、現地調査を行った上で、あるいは現状の給湯器の型番や設置状況の写真を送ることで、「これ以上一切の追加費用がかからない確定見積もり」を提示してくれます。見積書をもらったら、以下の項目が明記されているか確認しましょう。

  • 給湯器本体の型番と価格
  • リモコン(台所・浴室)の価格
  • 標準工事費(撤去・設置・ガス結び替えなど)
  • 追加部材費(PS金枠、排気カバーなど)
  • 古い給湯器の廃棄処分費
  • 消費税

「他社より極端に安い(または高い)理由は何ですか?」と質問した際に、濁さずに明確な理由(例:「メーカーから直接大量仕入れをしているから安くできる」「特殊な排気筒の加工が必要だから高くなる」など)を答えてくれる業者は信頼度が高いと言えます。

施工実績と保有資格(ガス機器設置スペシャリストなど)の確認

結論から言うと、ホームページ等でマンションでの施工実績が豊富にあり、有資格者が確実に施工を行うことを明記している業者を選んでください。

前述の通り、ガス給湯器の交換には危険が伴います。都市ガスやプロパンガスの接続には、それぞれ定められた資格が必要です。また、給湯器の設置そのものに関する専門資格として「GSS(ガス機器設置スペシャリスト)」というものがあります。これは、ガス機器の設置・施工に関する高度な知識と技能を有していることを証明する資格です。

現場でお客様から「お兄さん、ちゃんと資格持ってるの?」と聞かれることがあります。私はいつも首から下げている資格証を提示しながら、「もちろんです。ガス漏れ検査機を使って、接続後に微小な漏れがないかどうかも必ずダブルチェックしていますよ」とお答えしています。すると、お客様の表情がスッと和らぎ、「やっぱりプロに頼んで良かった」と言っていただけます。

マンションは戸建てと違い、万が一水漏れやガス漏れ事故を起こした場合、階下や隣室の住人にも多大な被害を及ぼすおそれがあります。DIYは論外ですが、無資格のアルバイトのようなスタッフを派遣してくる業者も絶対に避けるべきです。依頼前に「施工は有資格者が行いますか?」と確認をおすすめします。

アフターサポートと保証期間の長さ

結論として、メーカー保証(通常1〜2年)だけでなく、業者独自の「施工保証」や「延長保証」が充実しているかを確認しましょう。

給湯器は設置して終わりではありません。10年近く毎日使い続けるものですから、数年後に「リモコンの液晶がつかなくなった」「お湯の温度が安定しない」といった初期不良や経年劣化によるトラブルが起こるおそれがあります。

多くの優良業者は、メーカー保証とは別に「自社施工保証(工事の不具合に対する保証)」を10年程度無料でつけています。また、製品本体の故障に対しても、数千円〜1万円程度のオプション料金を払うことで、メーカー保証を7年〜10年に延長できるサービスを提供しています。

以前、「ネットで一番安い業者で交換したんだけど、1年半で水漏れして、電話しても『うちの保証期間は終わりました』って冷たく切られちゃって…」と、泣く泣く私どもに修理依頼をされたお客様がいらっしゃいました。結局、配管の接続不良が原因で再工事となり、安く済ませたはずが余計な出費になってしまいました。

「万が一のトラブルの際、すぐに駆けつけてくれるか」「保証の範囲と期間はどうなっているか」は、見積もりの金額以上に重要なポイントです。最終的な判断は専門業者にご相談いただき、保証書をしっかりと発行してくれる業者を選びましょう。

まとめ:マンション給湯器24号の交換は費用相場と最適な選び方3選を押さえて賢く依頼しよう

ここまで、現場のリアルな実情を交えながら、マンションの給湯器(24号)交換における費用相場と内訳、そしてライフスタイルに合わせた最適な選び方について解説してきました。

改めて、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • マンション用24号給湯器の総額相場は、従来型で13〜18万円、エコジョーズで16〜22万円程度(※一般的な目安)。
  • マンション特有のPS設置では、金枠アダプターや排気カバー、特注色塗装などの追加費用が発生しやすい。
  • 選び方1:ガス代を抑えるならエコジョーズ。ただしPS設置の場合はドレン排水の処理方法(三方弁方式など)に注意。
  • 選び方2:配管を清潔に保ちたい、入浴時間がバラバラなご家族には「フルオート」がおすすめ。
  • 選び方3:設置タイプは既存に合わせるのが鉄則。工事前には必ず管理組合の規約確認と事前申請を行う。
  • 業者選びは「相見積もりによる適正価格の把握」「有資格者による確実な施工」「充実した長期保証」の3つが鍵。

給湯器は私たちの毎日の生活、特に心身をリラックスさせるお風呂の時間を支える大切なインフラです。「お湯が出ない!」とパニックになって焦って業者を決めるのではなく、この記事でご紹介した「マンション給湯器24号交換!費用相場と最適な選び方3選」を参考にしていただき、冷静に、そして賢くご自宅にぴったりの給湯器と信頼できる業者を見つけてください。

無理をせず専門業者へ相談し、安全で快適な新しい給湯器ライフを手に入れましょう。お湯が勢いよく出て、あたたかいお風呂に浸かれる当たり前の日常が、一日も早く戻ってくることを願っています。

佐藤 裕

この記事の執筆者

佐藤 裕

株式会社生活水道センター 本部長

保有資格:給水装置工事主任技術者
ガス可とう管接続工事監督者 登録番号:13250405

株式会社生活水道センター 本部長。30年間、水回りトラブルの最前線でお客様の「困った」に向き合い続けてきた専門家。数えきれないほどの相談実績から、給湯器トラブルの背後にある不安を汲み取り、迅速かつ的確なアドバイスを行う。近年は全国の協力店・修理業者とのネットワーク構築にも尽力し、日本各地で質の高いサービスが提供できる体制づくりに奔走。「本当に役立つ、嘘のない情報」を届けることをモットーとしている。

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