給湯器からのガス臭発生の対応
給湯器の周囲でガス臭がしたら、原因を自分で調べたり、もう一度点火して確かめたりせず、ガスの使用を避けて安全な場所からガス事業者の緊急窓口へ連絡してください。臭いが薄くなっただけでは、使用を再開できる根拠になりません。
ガス臭がするときは、火気と電気スイッチを避ける
室内の臭いと屋外からの臭いでは、窓の扱いが異なります。東京ガスネットワークの緊急案内に沿って、まず次の対応を取ります。
- 火を使わず、電気機器を操作しない。ライターやたばこの火を避け、照明・換気扇などのスイッチは入れる操作も切る操作もしません。電源プラグの抜き差しや、給湯器の電源操作による確認もしないでください。
- 臭いのある場所へ入らず、安全にできる範囲で対応する。室内で臭う場合は窓や戸を開け、機器のガス栓・メーターガス栓を閉めます。屋外で臭う場合は、窓や戸を閉めて室内への流入を防ぎます。栓を閉めるために危険な場所へ近づく必要はありません。
- 安全な場所へ離れて、緊急窓口へ電話する。臭いのする場所で電話を使ったり、写真撮影や型番確認のために戻ったりせず、事業者の指示に従ってください。
東京ガスネットワークの供給区域でガス漏れが疑われる場合、通報専用電話は0570-002299、ナビダイヤルを利用できない場合は03-6735-8899です(24時間・無休)。LPガスや他の供給区域では、契約先が指定する緊急連絡先を利用してください。東大和市という所在地だけで連絡先を一律には決められません。
出典:東京ガスネットワーク「ガス臭いときは」。この通報窓口はガス漏れなどの緊急用です。通常の修理依頼や当サイトへの問い合わせを先に行い、通報を遅らせないでください。
ガス臭と不完全燃焼は、臭いだけで判定できない
ガス臭を感じても、漏れた場所が給湯器の接続部だと決まるわけではありません。また、ガス漏れと不完全燃焼は別に確認する必要があり、一方を点検しただけで両方の安全を確かめたことにはなりません。
厚生労働省は、不完全燃焼で発生する一酸化炭素(CO)を無色・無臭の有毒な気体と説明しています。つまり、臭いがしなくても、一酸化炭素がないとは判断できません。頭痛や吐き気などの体調不良がある場合は新鮮な空気のある安全な場所へ離れ、速やかに医療機関へ相談してください。意識がないなど緊急性がある場合は119番に通報してください。救助のために危険な場所へ戻ることも避けます。応急対応は佐渡市消防本部の一酸化炭素中毒の案内も参考になります。
リンナイの安全案内にも、異臭や目がしみる症状、燃焼状態の悪化、腐食によるガス通路の問題などが挙げられています。ただし、それらは一般的な注意情報であり、この給湯器の原因を特定した検査結果ではありません。
出典:厚生労働省「一酸化炭素中毒(CO中毒)」、リンナイ「ガス給湯器を長期間安全にお使いいただくための大切なお知らせ」。
この記事に記載されていた施工情報と、確認できていない記録
従来の本文では「東大和市の住宅」「リンナイのガス給湯器」として、接続部の微細な漏れと不完全燃焼を特定し、接続修理・燃焼調整後にガス臭が解消したと記載していました。しかし、今回確認できた資料には、型番・施工日・漏れ箇所・検査方法と結果・燃焼の判定資料・作業後の試験記録がありません。近似する記事2292と別施工であることも照合できていません。そのため、これらを検証済みの施工実績や、安全を確保できた事例として断定する記述は改めています。
地域に関する既存の案内は東京都東大和市の給湯器対応ページにあります。ただし、地域ページの記載は本件の検査・修理記録の代わりにはなりません。
施工事例として結果を説明するには、原施工記録に次の情報を対応付ける必要があります。以下は確認項目であり、この現場で実施済みとする報告ではありません。
- 機器の特定:銘板の型番、ガス種、設置方式と施工日。メーカー名だけでは適用する説明書や点検条件が定まりません。
- 漏れの確認:検査した範囲、特定した箇所、使用した検査方法・機器、修理前後の結果。単に「検知器を使用した」という記載では判定の根拠が残りません。
- 燃焼・給排気の確認:不完全燃焼と判断した根拠、測定結果や機種の判定基準、点検・調整した箇所。
- 作業と使用再開の判断:作業担当、交換部品・施工内容、作業後の検査・試運転結果、使用可否と残る注意事項。
使用再開は専門業者の確認後に判断する
接続部の締め直し、ガス配管の補修、内部の分解や燃焼調整を利用者が行う手順は案内しません。対応する資格・技能を備えた事業者に点検を依頼し、漏れの確認と機器の状態に応じた点検結果を説明してもらってください。修理後も臭いが続く・再発する場合は、自己判断で使い続けず、緊急窓口へ連絡します。
緊急対応が済み、通常の機器修理へ進む際は、安全が確保された後に分かる範囲で、メーカー・型番・ガス種・臭いがした場所と時刻・表示されていたエラーを伝えると相談内容を整理できます。症状を再現するための点火や、確認のための危険な場所への立ち入りは不要です。
リンナイ製であれば、公式の取扱説明書検索で型番に合う資料を確認し、公式の修理受付などへ相談できます。一般の取扱説明書や安全案内は、現場での点検結果に代わるものではありません。臭いが消えたことだけを再開の基準にせず、点検した範囲・結果・使用可否の説明を確認してください。
参考情報
公式情報の確認日:2026年10月25日。施工日や現場検査の確認日を示すものではありません。











