給湯器リモコンの故障?交換・修理の完全ガイド
毎日使うお風呂やキッチンで、急にお湯が出なくなると本当に困りますよね。その原因の多くは「給湯器リモコン」の不具合かもしれません。給湯器リモコンの画面がつかない、ボタンが反応しないといったトラブルに直面し、給湯器リモコンの故障を疑っている方も多いのではないでしょうか。また、給湯器リモコンをつけっぱなしにしていても大丈夫なのか、その仕組みや配線はどうなっているのか、といった基本的な疑問を持つこともあるでしょう。特に古い給湯器リモコンを使っていると、経年劣化による不具合も心配になります。この記事では、そんな給湯器リモコンに関するあらゆる疑問にお答えします。給湯器のリモコンだけ交換できますか?という切実な問いや、給湯器のリモコンが壊れたらどうしたらいいですか?といった緊急時の対処法、さらにはお風呂のリモコン交換はいくらくらいしますか?という費用面の不安まで、具体的に解説します。加えて、給湯器の温度を40度にしてはいけない理由は何ですか?といった、あまり知られていないけれど大切な情報もご紹介します。給湯器リモコンの後付けや交換を検討している方も、ぜひ参考にしてください。
- 給湯器リモコンがつかない・故障した時の原因と自分でできる対処法
- リモコンの仕組みや配線、後付けに関する基礎知識
- リモコン交換にかかる費用相場と業者選びの注意点
- 給湯器を安全かつ経済的に使うための日常のヒント
目次
給湯器リモコンの基本的な仕組みと役割
- 給湯器リモコンの仕組みとは?本体との連携方法
- 給湯器リモコンの主な機能とボタンの役割
- 給湯器リモコンの配線はどうなっている?
給湯器リモコンの仕組みとは?本体との連携方法

給湯器のリモコンは、お風呂やキッチンから給湯器本体を遠隔操作するための重要な装置です。一見すると単純なパネルに見えますが、内部では給湯器本体と通信を行い、様々な指示を送受信しています。
基本的な仕組みは、リモコンで設定した温度や湯量などの情報が電気信号として給湯器本体に送られ、本体内部のコンピューターがその信号を解析してガス弁や水量センサーを制御し、設定通りのお湯を作り出すというものです。
この通信は、リモコンと本体を繋ぐ「リモコン線」という専用の配線を通じて行われます。そのため、リモコンが正常に機能するためには、この配線が正しく接続されていることが大前提となります。
最近の多機能なリモコンでは、双方向通信によって本体の燃焼状況やエラー情報をリモコン画面に表示することも可能です。これにより、利用者は給湯器の状態をリアルタイムで把握できるようになっています。
リモコンの仕組みのポイント
- リモコンは給湯器本体の「司令塔」の役割を持つ
- 設定情報が電気信号として本体に送られる
- 本体とリモコンは専用の「リモコン線」で繋がっている
- エラー情報などを本体から受信する機能もある
給湯器リモコンの主な機能とボタンの役割

給湯器リモコンには、快適にお湯を使うための様々な機能が搭載されています。メーカーや機種によってデザインや機能は異なりますが、一般的に以下のようなボタンが配置されています。
| ボタン/機能 | 主な役割 |
|---|---|
| 運転/電源 | 給湯器全体の電源を入れたり切ったりします。 |
| 給湯温度設定 | シャワーや蛇口から出るお湯の温度を「▲」「▼」ボタンで設定します。 |
| 自動湯はり | ボタン一つで設定した湯量と温度のお湯を浴槽にはります。完了すると自動で止まり、音声で知らせてくれる機種がほとんどです。 |
| 追いだき | 浴槽のお湯がぬるくなった時に、設定温度まで温め直します。 |
| ふろ温度/湯量設定 | 自動湯はりや追いだき時の温度、湯量を設定します。 |
| 優先 | キッチンと浴室にリモコンがある場合、このボタンを押した側のリモコンで温度設定の主導権を握ることができます。 |
| 呼び出し | 浴室と台所のリモコン間でブザーを鳴らし、家族を呼び出すことができます。 |
これらの基本的な機能に加えて、省エネ設定ができる「エコ機能」や、一定時間お湯を保温する機能、通話機能などがついた高機能なリモコンもあります。ご家庭のライフスタイルに合わせて必要な機能がついたリモコンを選ぶことが大切です。
給湯器リモコンの配線はどうなっている?

給湯器リモコンと本体は、通常2本の芯線が入った「リモコンコード(リモコン線)」で接続されています。この配線は極性がなく、2本の線をどちらに繋いでも基本的には作動するように設計されていることが多いです。
配線は壁の中や天井裏、床下などを通って給湯器本体まで繋がっています。浴室リモコンの場合は、壁に穴を開けて配線を通し、防水処理のために接続部や壁の隙間をコーキング材でしっかりと密閉します。
リモコンの交換や後付けを自分で行おうと考える方もいるかもしれませんが、配線作業には専門的な知識が必要です。特に浴室での作業は、防水処理が不十分だと漏電や故障の原因となる可能性があります。
配線作業の注意点
給湯器リモコンの配線工事は、電気工事の一種と見なされる場合があります。誤った接続は、リモコンや給湯器本体の故障だけでなく、火災などの重大な事故につながる危険性も指摘されています。安全のため、交換や増設は必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
【症状別】給湯器リモコンがつかない・故障した時の原因と対処法
- 画面が消えた・つかない場合のチェックポイント
- エラーコードが表示される時の意味と対処法
- ボタンが反応しない・操作できない時の原因
- 古い給湯器リモコンによくある故障事例
画面が消えた・つかない場合のチェックポイント

ある日突然リモコンの画面が消えてつかなくなると、給湯器が壊れたのではないかと慌ててしまいますよね。しかし、故障と判断する前に、ご自身で確認できることがいくつかあります。落ち着いて以下のポイントをチェックしてみましょう。
リモコンがつかない時のチェックリスト
給湯器本体の電源プラグを確認する 意外と多いのが、給湯器本体の電源プラグがコン
給湯器本体の電源プラグを確認する 意外と多いのが、給湯器本体の電源プラグがコンセントから抜けているケースです。何かの拍子に抜けてしまったり、接触不良を起こしていたりしないか確認しましょう。一度抜いて、数秒待ってから差し直すと復旧することがあります。
ブレーカーが落ちていないか確認する ご家庭の分電盤(ブレーカーボックス)を確認
ブレーカーが落ちていないか確認する ご家庭の分電盤(ブレーカーボックス)を確認し、給湯器専用のブレーカーや、家全体のブレーカーが「切」になっていないか見てみましょう。
リモコンの省エネモード(節電モード) 最近のリモコンには、一定時間操作しないと
リモコンの省エネモード(節電モード) 最近のリモコンには、一定時間操作しないと自動で画面が消える省エネモードが搭載されている機種があります。いずれかのボタンを押してみて、画面が点灯するか試してください。
給湯器本体の不具合 上記のいずれにも当てはまらない場合、給湯器本体側で何らかの
給湯器本体の不具合 上記のいずれにも当てはまらない場合、給湯器本体側で何らかの不具合が発生し、リモコンへの電源供給が止まっている可能性があります。
これらのセルフチェックを行っても改善しない場合は、リモコン本体の故障や配線の断線、あるいは給湯器本体の基盤故障などが考えられます。無理に自分で解決しようとせず、速やかに専門業者に連絡しましょう。
エラーコードが表示される時の意味と対処法

リモコン画面に数字やアルファベットの「エラーコード」が表示された場合は、給湯器が何らかの異常を検知したサインです。エラーコードは、不具合の原因を特定するための重要な手がかりとなります。
代表的なエラーコードには以下のようなものがあります。
- 「111」「11」: 点火不良。ガスが供給されていない、あるいは点火装置に問題がある可能性があります。
- 「140」「14」: 過熱防止装置の作動。機器内部が高温になりすぎた場合に表示されます。
- 「710」: 燃焼制御回路の異常。電装系の不具合が考えられます。
エラーコードが表示された場合、まずは取扱説明書を確認して、コードの意味と対処法を調べてください。多くのエラーは、リモコンの電源を一度切り、再度入れ直す(リセットする)ことで解消されることがあります。
ただし、ガス供給に関するエラー(例:点火不良)の場合は、まずガスメーターが遮断されていないか確認してください。他のガス機器(ガスコンロなど)が使えるか試してみると分かりやすいです。それでもエラーが消えない、または頻繁に再発する場合は、重大な故障の可能性があるため、すぐに使用を中止し、ガス会社や給湯器メーカー、専門業者に連絡してください。
エラーコードはメーカーによって異なります。取扱説明書がお手元にない場合は、お使いの給湯器のメーカー名と型番をインターネットで検索し、「(メーカー名) エラーコード (表示された数字)」のように調べると、原因を特定しやすくなりますよ。
ボタンが反応しない・操作できない時の原因

リモコンの液晶は表示されているのに、特定のボタンだけが反応しない、または全く操作を受け付けないという症状もあります。この場合、考えられる原因は主に以下の3つです。
ボタンの接触不良 長年使用していると、ボタンの隙間にホコリや湿気が入り込み、内
ボタンの接触不良 長年使用していると、ボタンの隙間にホコリや湿気が入り込み、内部の接点が劣化して反応が悪くなることがあります。特に「運転」ボタンや「追いだき」ボタンなど、頻繁に使うボタンで起こりやすい症状です。
リモコン内部の基盤故障 リモコン内部にある電子基板が、湿気や経年劣化によって故
リモコン内部の基盤故障 リモコン内部にある電子基板が、湿気や経年劣化によって故障しているケースです。この場合、リモコン自体の交換が必要になる可能性が高いです。
チャイルドロック機能 小さなお子様のいたずら防止のために、ボタン操作をロックす
チャイルドロック機能 小さなお子様のいたずら防止のために、ボタン操作をロックする機能がついている機種があります。意図せずロック機能が作動している可能性も考えられるため、取扱説明書で解除方法を確認してみてください。
ボタンの反応が悪いからといって、強く何度も押したり、先の尖ったもので突いたりするのは避けてください。症状が悪化したり、完全に故障してしまったりする原因になります。まずは電源の入れ直しを試し、改善しなければ専門家に見てもらうのが賢明です。
古い給湯器リモコンによくある故障事例

給湯器本体の寿命は一般的に10年程度と言われていますが、リモコンも同様に経年劣化します。10年以上使用している古いリモコンでは、以下のような特有の故障が見られることがあります。
- 液晶表示の不具合: 液晶が薄くなる、文字が欠ける、バックライトが点灯しないなど。
- ボタンの物理的な破損: ボタン表面のゴムやプラスチックが劣化してひび割れたり、陥没してしまったりする。
- 内部部品の腐食: 特に湿気の多い浴室リモコンでは、内部の基盤や配線が腐食し、動作不良を起こすことがあります。
- 時計機能のズレ: 内蔵されている時計が大幅にずれるようになると、予約機能などが正常に作動しなくなることがあります。
これらの症状が現れた場合、修理で対応できることもありますが、多くはリモコン本体の交換が推奨されます。また、リモコンが故障するということは、給湯器本体も同様に寿命が近づいているサインである可能性も考慮しておきましょう。
給湯器リモコンの交換・後付けに関する疑問
- 給湯器のリモコンだけ交換できますか?
- 給湯器リモコンの交換費用はいくらくらい?
- 給湯器リモコンを後付けする際の注意点
- 給湯器のリモコンが壊れたら、どうしたらいいですか?
給湯器のリモコンだけ交換できますか?
「給湯器本体はまだ使えるのに、リモコンだけが壊れてしまった…」という状況で、多くの方が疑問に思うのがこの点です。結論から言うと、条件付きで可能です。
リモコン単体交換の重要ポイント
給湯器のリモコンは、必ず同じメーカーの、対応する型番(または後継機種)のものでなければ使用できません。例えば、ノーリツの給湯器にリンナイのリモコンを接続しても、通信方式が異なるため動作しません。また、同じメーカーであっても、給湯器の世代やシリーズが異なると互換性がない場合がほとんどです。
そのため、リモコンだけを交換したい場合は、まず現在お使いの給湯器本体とリモコンの型番を正確に確認する必要があります。型番は通常、機器本体の側面や前面に貼られたシールに記載されています。
型番がわかったら、給湯器メーカーのウェブサイトで互換性のあるリモコンを探すか、専門業者に問い合わせて適合するリモコンを取り寄せてもらうのが確実な方法です。
ただし、製造から10年以上経過している古い給湯器の場合、交換用のリモコンがすでに製造中止(廃番)になっている可能性があります。その場合は、残念ながらリモコンだけの交換はできず、給湯器本体ごとの交換が必要となります。
給湯器リモコンの交換費用はいくらくらいしますか?
お風呂や台所のリモコン交換にかかる費用は、大きく分けて「リモコン本体の価格」と「交換作業費」の2つで構成されます。費用はリモコンの種類や業者によって変動しますが、一般的な相場は以下の通りです。
リモコン交換費用の目安
- リモコン本体価格: 10,000円~30,000円程度(台所・浴室セットの場合)
- 交換作業費: 8,000円~20,000円程度
- 合計費用: 約20,000円~50,000円
※上記はあくまで一般的な目安です。高機能なリモコンや、特殊な設置状況の場合は、これ以上の費用がかかることもあります。
リモコン本体の価格は、機能によって大きく異なります。温度設定のみのシンプルなものであれば安価ですが、追いだきや自動湯はり、エコ機能、通話機能などがついた多機能なものは高価になる傾向があります。
費用を抑えたい場合は、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。その際、見積もりに「本体代」「作業費」「出張費」などがすべて含まれているか、追加料金が発生しないかをしっかり確認することが重要です。
給湯器リモコンを後付けする際の注意点
「浴室にはリモコンがあるけど、キッチンにも欲しい」「給湯専用の給湯器にリモコンを追加したい」といったケースで、リモコンを後付け(増設)することも可能です。しかし、後付けにはいくつかの注意点があります。
1. 給湯器本体がリモコンに対応しているか
まず大前提として、設置されている給湯器本体がリモコン接続に対応している機種である必要があります。特に古い給湯専用機など、一部の機種はリモコン接続ができない場合があります。
2. 配線工事が必要になる
リモコンを後付けするということは、新たにリモコン線を壁の中などを通して給湯器本体まで配線する工事が必要になります。建物の構造によっては、壁に穴を開けたり、配線を露出させたりする必要が出てくることもあります。
3. 賃貸物件の場合は管理者の許可が必要
賃貸マンションやアパートの場合、壁に穴を開けるなどの工事は建物の資産価値に影響するため、必ず大家さんや管理会社の許可を得る必要があります。無断で工事を行うと、退去時に原状回復費用を請求されるなどのトラブルになる可能性があるため注意が必要です。
後付け工事は、既存の設備や建物の状況を正確に把握する必要があるため、DIYは非常に困難です。必ず給湯器の専門業者に現地調査を依頼し、工事内容と見積もりを確認してから進めるようにしてくださいね。
給湯器のリモコンが壊れたら、どうしたらいいですか?
給湯器のリモコンが壊れてしまったら、まず落ち着いて以下の手順で対応を進めましょう。
セルフチェックを行う まずはこの記事の「画面が消えた・つかない場合のチェックポ
セルフチェックを行う まずはこの記事の「画面が消えた・つかない場合のチェックポイント」で紹介した内容(電源プラグ、ブレーカーなど)を確認します。これで復旧すれば、業者を呼ぶ必要はありません。
給湯器とリモコンの型番を控える 改善しない場合は、業者に連絡する準備をします
給湯器とリモコンの型番を控える 改善しない場合は、業者に連絡する準備をします。給湯器本体とリモコンに記載されているメーカー名と型番をメモするか、スマートフォンで写真を撮っておきましょう。この情報があると、業者とのやり取りがスムーズに進みます。
専門業者に連絡し、状況を説明する 給湯器メーカーのサービス窓口、ガス会社、また
専門業者に連絡し、状況を説明する 給湯器メーカーのサービス窓口、ガス会社、または給湯器専門の設置業者に連絡します。「いつから、どのような症状が出ているか」「エラーコードは表示されているか」「試したことは何か」などを具体的に伝えます。
修理または交換の見積もりを取る 業者が訪問し、原因を診断した上で修理や交換の見
修理または交換の見積もりを取る 業者が訪問し、原因を診断した上で修理や交換の見積もりを提示します。内容と金額に納得した上で、正式に作業を依頼しましょう。急いでいる場合でも、複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を判断しやすくなります。
応急処置について
リモコンが完全に故障してお湯の操作ができない場合でも、給湯器本体の電源プラグをコンセントに差し込んでいれば、蛇口から水は出ます。また、一部の機種では、本体側で応急的にお湯を出す設定ができる場合もありますが、危険を伴う可能性もあるため、基本的には専門業者の到着を待つことを推奨します。
給湯器リモコンの日常的な使い方と注意点
- 給湯器リモコンはつけっぱなしでも大丈夫?電気代は?
- 給湯器の温度を40度にしてはいけない理由は何ですか?
- リモコンの掃除方法とメンテナンスのコツ
給湯器リモコンはつけっぱなしでも大丈夫?電気代は?
給湯器リモコンの電源をこまめに消すべきか、つけっぱなしで良いのか、迷う方は少なくありません。結論としては、「短時間であればつけっぱなしでも問題ないが、長期間使わないなら消した方が良い」と言えます。
リモコンの電源をONにしている状態では、「待機電力」が発生します。しかし、その電力は非常に小さく、1ヶ月つけっぱなしにしても電気代は数十円から百円程度とされています。そのため、朝起きてから夜寝るまでつけっぱなしにしていても、電気代が大幅に上がる心配はほとんどありません。
むしろ、頻繁に電源をON/OFFすると、リモコン内部の部品に負荷がかかり、寿命を縮める可能性があるという意見もあります。
電源OFFを推奨するケース
- 夜間や就寝時: 使わない時間帯は消しておくのが基本です。
- 旅行や出張など、長期間家を空ける時: 安全のためにも、給湯器本体の電源プラグを抜いておくのが理想的です。
- 落雷の危険がある時: 雷サージ(異常な高電圧)によって電子基板が故障するのを防ぐため、電源をOFFにし、可能であれば電源プラグも抜いておくと安心です。
日常的には利便性を優先してつけっぱなしでも問題ありませんが、状況に応じて適切に電源を管理することが、節電と機器の保護に繋がります。
給湯器の温度を40度にしてはいけない理由は何ですか?
「給湯器の温度を40度にしてはいけない」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは少し誤解を含んだ情報です。日常的に40℃でお湯を使うこと自体に問題はありません。この説が広まった背景には、主に2つの理由が考えられます。
1. レジオネラ菌繁殖のリスク
レジオネラ菌は、20℃~50℃の範囲で繁殖しやすいとされており、特に36℃前後で最も活発になります。追いだき機能付きの風呂釜の配管内など、お湯が滞留しやすい場所では、ぬるい温度のお湯が残っていると菌が繁殖する可能性があります。
これを防ぐため、多くの給湯器メーカーでは、定期的に60℃以上の高温で浴槽や配管内を殺菌する機能(配管クリーン機能など)を推奨しています。また、厚生労働省のガイドラインなどでも、貯湯タンクなどでは衛生を保つために60℃以上のお湯を供給することが推奨されています。
つまり、「常に40℃で使い続ける」のではなく、「定期的な高温洗浄も組み合わせることが衛生的」というのが正しい理解です。
2. 給湯効率の問題
給湯器は、設定温度と水道水の温度差が大きいほど、多くのエネルギー(ガス)を消費します。例えば、40℃のお湯を使いたい場合、給湯器の設定を60℃にして蛇口で水と混ぜて40℃にするよりも、最初から給湯器の設定を40℃にしてお湯だけを使った方が、ガスの消費量は少なくて済みます。
「40度にしてはいけない」というのは、高温設定にして水で薄めるという非効率な使い方を戒める意味合いで言われることがあるようです。省エネの観点からは、使用したい温度に直接設定するのが最も効率的です。
リモコンの掃除方法とメンテナンスのコツ
給湯器リモコンを長くきれいに使うためには、定期的で正しい掃除が大切です。特にキッチンや浴室のリモコンは、油汚れや水垢が付着しやすいため注意が必要です。
リモコンの基本の掃除方法
乾いた柔らかい布で拭く 日常的なホコリや軽い汚れは、マイクロファイバークロスな
乾いた柔らかい布で拭く 日常的なホコリや軽い汚れは、マイクロファイバークロスなどの柔らかい布で乾拭きするだけで十分です。
落ちにくい汚れは固く絞った布で 水垢や油汚れが気になる場合は、水またはぬるま湯
落ちにくい汚れは固く絞った布で 水垢や油汚れが気になる場合は、水またはぬるま湯で濡らして固く絞った布で優しく拭き取ります。
中性洗剤を使う場合 それでも落ちない頑固な汚れには、薄めた台所用中性洗剤を布に
中性洗剤を使う場合 それでも落ちない頑固な汚れには、薄めた台所用中性洗剤を布に含ませ、固く絞ってから拭きます。その後、洗剤成分が残らないように、きれいな水で濡らして固く絞った布で再度拭き上げ、最後に乾拭きで仕上げます。
掃除のNG行為
- 直接水をかける: 故障や漏電の原因になります。特に浴室リモコンも防水仕様ですが、シャワーなどを直接かけるのは避けましょう。
- シンナーやベンジン、クレンザーの使用: 表面の樹脂を傷つけたり、印字が消えたりする原因になります。
- 硬いタワシやブラシでこする: 液晶画面やパネルに傷がついてしまいます。
ボタンの隙間などの細かい部分は、綿棒やつまようじの先に布を巻き付けたものを使うと掃除しやすいです。定期的なメンテナンスで、故障のリスクを減らし、快適なバスタイムを維持しましょう。
まとめ:給湯器リモコンのトラブルは焦らず対応しよう
※本記事の情報は、公開時点での一般的な情報をまとめたものです。個人の状況によって異なる場合がありますので、詳しくは専門家にご相談ください。
- 給湯器リモコンは給湯器本体を遠隔操作する司令塔の役割を持つ
- リモコンがつかない時はまず電源プラグとブレーカーを確認する
- エラーコードが表示されたら取扱説明書で意味を調べリセットを試す
- ボタンが反応しない原因は接触不良や基盤故障が考えられる
- 古いリモコンは液晶劣化やボタン破損などの経年劣化が起こりやすい
- リモコンだけの交換は同じメーカーの対応機種でのみ可能
- 製造から10年以上経つと交換用リモコンが廃番の可能性がある
- リモコン交換費用の相場は本体代と作業費で約2万円から5万円
- 費用を比較するため複数の業者から見積もりを取ることが重要
- リモコンの後付けには配線工事が必要で賃貸では許可が必須
- リモコンが壊れたらセルフチェック後に型番を控えて業者に連絡する
- リモコンのつけっぱなしによる電気代はわずかで利便性を優先しても良い
- 長期間不在時や落雷時は安全のために電源をOFFにするのが望ましい
- 給湯温度40℃設定自体は問題なく省エネの観点からは効率的
- 衛生面から定期的な高温での配管洗浄が推奨される場合がある
- リモコンの掃除は柔らかい布での乾拭きが基本で洗剤使用は注意が必要
- トラブル時は無理に自力で解決しようとせず専門業者に相談することが大切












