給湯器 漏電ブレーカー リセット手順と各メーカー別対処法

給湯器や電気温水器、エコキュートを使用している中で、突然「給湯器の電源が入らない」「漏電ブレーカーが落ちた」といったトラブルに直面した経験はないでしょうか。特に「給湯 器 漏電 ブレーカー リセット」と検索している方は、今まさに給湯設備の不具合に困っている状態かもしれません。

この記事では、リンナイの給湯器やノーリツ製品をはじめ、電気温水器の漏電遮断器がオンにできないときの対処法、テストボタンの使い方、そして漏電遮断器を復帰させる方法まで、幅広くわかりやすく解説します。また、三菱エコキュートのリセット方法や、パナソニック・コロナ製エコキュートのリセットボタン操作、さらに漏電ブレーカーが落ちた場合にどこへ連絡すればよいかという点についても詳しく取り上げています。

エラーが出ても慌てず、原因を冷静に見極めて適切に対応することが大切です。本記事を通じて、各メーカーごとのリセット手順や注意点をしっかり把握し、安全に復旧を進めましょう。

この記事のポイント

  • 給湯器やエコキュートの漏電ブレーカーのリセット手順がわかる

  • メーカー別の具体的な対応方法が理解できる

  • 漏電遮断器のテストや復帰方法が把握できる

  • 異常発生時の連絡先や対応の判断基準がわかる

給湯器の漏電ブレーカーリセット法

給湯器の漏電ブレーカーリセット法

  • 給湯器 漏電ブレーカー リセット リンナイの場合

  • ノーリツ 給湯器 漏電ブレーカーの対応

  • 三菱エコキュート リセット方法の手順

  • エコキュート リセットボタンの位置と操作

  • エコキュート リセット パナソニックの特徴

給湯器 漏電ブレーカー リセット リンナイの場合

リンナイの給湯器で漏電ブレーカーが作動した場合は、まず周囲の安全を確認することが重要です。濡れた手での操作や、機器の分解は絶対に避けてください。

操作の流れとしては、最初に給湯器の電源プラグを抜いて、感電のリスクを避けます。その後、分電盤にある漏電ブレーカーのスイッチを「切」にし、数秒置いてから「入」に戻します。これで一時的に復旧するケースもあります。

ただし、リンナイ製品は機種によって構造やリセット方法が異なるため、説明書に記載されている手順を確認するのが確実です。近年のモデルでは、操作パネルからエラーコードを確認できるようになっており、「E00」や「E03」などの表示が出た場合は、その内容に応じた対応が必要になります。

注意点として、リセット後もすぐにブレーカーが落ちてしまう場合は、漏電が継続している可能性があります。その際は無理に繰り返しリセットせず、リンナイのカスタマーサポートや認定修理業者への連絡をおすすめします。

ノーリツ 給湯器 漏電ブレーカーの対応

ノーリツの給湯器で漏電ブレーカーが落ちた場合も、まずは電源を抜くことから始めます。急な異常が発生した際に、慌ててスイッチ類を操作するのは非常に危険です。

漏電の原因としては、基盤やヒーター部分に水分が入り込んでいるケースが多く見られます。また、湿度の高い場所に設置されている場合は、結露によるトラブルも珍しくありません。

復旧の際は、分電盤の漏電ブレーカーを「切」にしてから「入」に戻します。これで復旧することもありますが、給湯器本体側に原因がある場合は根本的な解決にはなりません。ノーリツの一部機種では、外装カバー内に小型のヒューズやサブブレーカーがある場合もあるため、無理に開けず専門業者に確認を依頼しましょう。

さらに、ノーリツの製品でも操作パネルにエラー表示が出ることがあります。型番を控えておけば、サポート窓口でも迅速な案内が受けられるため、問い合わせ前に確認しておくとスムーズです。

三菱エコキュート リセット方法の手順

三菱のエコキュートには、操作パネルを使った簡易的なリセット機能が備わっています。エラーが表示された際は、まず落ち着いて対処しましょう。

基本的な手順としては、操作パネルの「運転切/入」ボタンを長押しして、いったん運転を停止します。その後、もう一度同じボタンを押して再起動します。この操作により、軽微なエラーや誤作動が解消されるケースがあります。

また、室外機本体にはブレーカーや漏電遮断器が設置されていることが多く、これが作動している場合は、必ず電源を切ってからリセット操作を行ってください。なお、リセット後に再び同じエラーが表示された場合は、部品の故障やセンサー異常などが原因の可能性が高いため、無理に使い続けないことが大切です。

三菱の公式サイトでは、型番ごとにエラーコードと対応手順が公開されています。操作パネルの表示をもとに確認すれば、原因の特定や対処の方向性が見えてきます。

エコキュート リセットボタンの位置と操作

エコキュートのリセット操作は、機種ごとに若干異なりますが、多くのモデルで本体や屋外の貯湯ユニット側にリセットボタンが設置されています。このリセットボタンは、エラー表示が出た際に一時的に復旧させるための機能として使われるもので、異常を検知した制御基板を初期状態に戻す役割があります。

リセットボタンの位置は、機種によってはカバーの内部や側面に隠れていることもあります。具体的には、操作パネルではなく、屋外に設置されたヒートポンプユニットの下部や、配線ボックスの近くに小さな赤または黒のボタンが取り付けられていることが多く、目視で確認しにくい構造になっている場合もあります。そのため、製品の取扱説明書を確認して正確な位置を把握することが大切です。

操作方法は比較的シンプルで、まず電源を一度オフにし、安全を確保したうえでリセットボタンを数秒間押します。その後、電源を再投入し、操作パネルの表示が正常に戻るかを確認してください。ただし、リセットによってもエラーが解消しない場合は、内部の機器故障や電気系統のトラブルが疑われるため、専門業者による点検が必要になります。

また、リセット操作はあくまで応急的な対処であり、繰り返し発生するエラーを無理に消そうとするのは危険です。頻発するようであれば、根本的な原因の究明と修理が必要となることを忘れないでください。

エコキュート リセット パナソニックの特徴

パナソニックのエコキュートは、エラー発生時のリセット操作が比較的簡単に行えるよう設計されています。一般的な操作は、操作パネルの「運転切/入」ボタンを利用する方法で、エラーが表示された状態でも一度運転を停止し、数秒後に再度起動することで軽度な不具合をリセットすることができます。

特徴的なのは、パナソニック製のエコキュートでは「自動復旧機能」や「遠隔点検モード」など、ユーザーが不用意に何度もリセットしなくてもよいような設計がされている点です。たとえば、ヒートポンプユニットの過熱やセンサー誤作動などが一時的な原因であった場合、自動的に異常を検知して安全な範囲内で再起動を試みるようなプログラムが組み込まれています。

それでも操作パネルに「U**」「H**」といったエラーコードが表示された場合には、取扱説明書に記載された対応手順に従って確認・操作を行いましょう。パナソニックの製品では、公式サイトに各エラーコードの詳細と対処方法が掲載されており、型番を入力するだけで必要な情報にたどり着ける点もユーザーフレンドリーです。

一方で、何度もリセットしても症状が改善しない場合は、内部機器の劣化や故障の可能性があります。そのままの使用は安全性の観点からも避けるべきで、パナソニックのサービス窓口または認定修理業者への相談が必要です。初期対応としてリセットできる仕様は便利ですが、本質的な問題を先送りにしない判断力も求められます。

給湯器で漏電時の対処と連絡先

給湯器で漏電時の対処と連絡先

  • 漏電遮断器を復帰させる方法は?

  • 漏電ブレーカー 落ちた どこに連絡?

  • 電気温水器 漏電遮断器 テストボタンの使い方

  • 電気温水器 漏電遮断器 オンにできない原因

  • エコキュート リセット コロナ製の対応手順

  • 安全に給湯器を使うための点検ポイント

漏電遮断器を復帰させる方法は?

漏電遮断器が作動した場合の復帰方法は、正しい手順で行えば比較的簡単です。しかし、操作を誤ると感電や再トラブルの原因になるため、安全第一で対応する必要があります。

まず最初に確認すべきは、家全体の電気使用状況と設置されている家電製品の状態です。漏電遮断器は、電気が本来の経路とは異なる経路に流れた場合、自動的に電気を遮断する仕組みです。そのため、どこかで漏電が起きていることを前提に原因の特定を進めましょう。

復帰手順としては、次のように進めます。

  1. 漏電遮断器のスイッチが「切」になっていることを確認する。

  2. 家中の家電製品をすべてコンセントから抜いておく。

  3. 漏電遮断器を「入」に戻す。

  4. 一つずつ家電製品を接続しながら、再び遮断されるかどうかを確認する。

このようにして原因となる機器を特定できれば、その製品を使わずに専門業者に修理や点検を依頼することで安全が保たれます。

ただし、エコキュートや給湯器が原因の場合は、屋外設置部分に水がかかったり、基板内部の異常が関係していることもあるため、自力での判断が難しいこともあります。特に何度も漏電遮断器が作動する場合は、感電や火災のリスクがあるため、早急な点検が必要です。

漏電遮断器は命を守る重要な装置です。単に電気が止まったからといって軽視せず、正確な手順と冷静な判断で対応しましょう。

漏電ブレーカー 落ちた どこに連絡?

漏電ブレーカーが突然落ちてしまった場合、まず冷静に状況を確認し、必要に応じて適切な窓口へ連絡することが重要です。誤った判断で電源を無理に入れ直すと、感電や火災のリスクがあるため注意が必要です。

最初に確認すべきは、ご家庭のどの機器や回路が原因でブレーカーが落ちたのかです。すべての電気製品のプラグを抜いた上で、ブレーカーを上げ直してみましょう。その後、一つずつ家電を再接続し、どのタイミングでブレーカーが再度落ちるかを確認します。これにより、漏電している可能性のある機器を特定できます。

それでも原因がわからない場合や、自宅の電気設備自体に問題があると判断される場合は、次の順番で連絡することをおすすめします。

  1. 電力会社(契約している電力会社)
     漏電遮断器が頻繁に落ちるなど、配電盤全体に問題がある場合には、契約中の電力会社のサポート窓口に相談します。

  2. 住宅設備のメーカーや修理窓口
     給湯器やエコキュートなどの特定の機器が原因と考えられる場合は、該当するメーカー(リンナイ、ノーリツ、三菱、パナソニックなど)のサポートセンターに連絡しましょう。

  3. 電気工事士・住宅設備業者
     漏電箇所の特定や復旧作業が必要な場合、専門の電気工事士やリフォーム業者などに点検を依頼します。緊急対応が可能な業者を選ぶと安心です。

いずれにしても、ブレーカーが落ちる状況が繰り返される場合、自己判断での対応には限界があります。特に水回りの電気製品が関係していると感電リスクが高まるため、専門家への連絡をためらわないことが大切です。

電気温水器 漏電遮断器 テストボタンの使い方

電気温水器に搭載されている漏電遮断器には、テストボタンと呼ばれる機能が備わっています。このボタンは、万が一の漏電時に正常に作動するかを確認するための安全装置です。使用頻度は多くありませんが、年に1~2回程度の定期的なチェックが推奨されています。

テストボタンは、漏電遮断器のスイッチ近くに配置されており、「TEST」や「T」と書かれていることが多いです。操作はシンプルで、ボタンを軽く押すだけで構いません。正常な状態であれば、この操作によって遮断器が作動し、スイッチがオフの状態(下がった状態)になります。これは、実際の漏電時と同じように作動するかどうかを確かめるテストです。

テスト後は、遮断器のスイッチを上に戻して電源を復旧させれば操作完了となります。ただし、テストをしてもスイッチが落ちない、あるいは復帰できないといった場合には、内部の遮断機構が劣化している可能性があるため、早めの交換や点検を検討する必要があります。

このように、テストボタンの使い方を知っておくことで、普段から電気温水器の安全性を確認できるようになります。家庭でできる簡単な点検手段の一つとして、忘れずに活用することをおすすめします。

電気温水器 漏電遮断器 オンにできない原因

電気温水器の漏電遮断器が「オン」にできない場合、いくつかの原因が考えられます。単にスイッチを戻すだけでは解決しないこともあり、原因を見極めた上で適切に対応することが重要です。

まず最も多いのは、実際に漏電が発生しているケースです。この場合、遮断器は安全装置として作動しているため、原因を特定・修理しない限りオンに戻しても再び落ちる状態が続きます。特に温水器内部での配線劣化や水漏れ、ヒーターの絶縁不良などが原因になることがあります。

次に挙げられるのは、外部配線や他の家電との干渉です。ブレーカーが複数の回路を管理している場合、温水器以外の漏電によって遮断されていることもあります。このときは、他の電化製品の使用状況や配線ルートも含めて点検する必要があります。

また、遮断器自体の故障や経年劣化も要因として無視できません。長年使用している機器であれば、スイッチが物理的に固くなっていたり、内部接点の不良によりオンにならないこともあります。

応急処置として、すべての電化製品の電源を落とし、温水器の電源プラグを抜いた状態で漏電遮断器を操作してみるという手順があります。それでも改善しない場合には、無理に何度も操作を繰り返さず、速やかにメーカーまたは電気工事の専門業者へ連絡してください。

安全性に関わるトラブルであるため、自己判断による復旧は避け、専門家の助けを仰ぐことが大切です。

エコキュート リセット コロナ製の対応手順

コロナ製のエコキュートが突然停止した場合、リセット操作によって不具合が解消することがあります。これは一時的な電気系統の誤作動や、制御基板のエラーが原因で起きることが多く、正しい手順で対応すれば再起動が可能です。

リセットを行う際は、まず操作パネルにエラーコードが表示されていないかを確認しましょう。コードが出ている場合は、その番号によって原因がある程度特定できます。コロナ製のエコキュートは「U**」や「H**」などの記号でエラーを示しますので、取扱説明書に記載されている対応内容をチェックしてください。

操作手順は以下の通りです。

  1. 室内リモコンの電源をオフにする
     運転スイッチを「切」にします。このとき、表示が完全に消えることを確認してください。

  2. 本体のブレーカーを落とす
     エコキュート本体に接続されている専用のブレーカーを、分電盤から「オフ」に切り替えます。これは機器への電源供給を完全に断つための重要な手順です。

  3. 5分以上待機する
     内部の静電気が放電され、誤作動していた回路がリセットされるまで時間が必要です。短時間でブレーカーを戻すと正常にリセットできないことがあります。

  4. ブレーカーをオンに戻す
     5分以上経過したらブレーカーを再び「オン」にし、その後、室内リモコンで再度電源を入れます。

これで通常通りに作動すればリセットは完了です。ただし、エラーが解消されない場合や、すぐに同じコードが表示される場合には、内部部品の不具合が疑われます。このようなときは、無理に再操作を行わず、コロナのカスタマーサポートに相談しましょう。

なお、頻繁にリセットが必要な状況が続く場合は、機器の寿命や設置環境にも目を向ける必要があります。電源の不安定な地域や雷が多い地域では、避雷器などの保護装置の導入も検討すべきです。

安全に給湯器を使うための点検ポイント

給湯器を長く安全に使うためには、定期的な点検が欠かせません。見た目に異常がなくても、内部では劣化が進行していることがあり、特に電気系統や水回り部品には注意が必要です。

まず確認しておきたいのは、本体や配管まわりに「水漏れ」がないかどうかです。給湯器本体の下や周辺に水たまりができている場合、内部のパッキンや熱交換器に不具合がある可能性があります。見つけた場合はタオルなどで一度拭き取り、再び濡れてくるようであれば専門業者に相談しましょう。

次に、異音の有無も重要です。運転中に「キーン」「ゴー」という異常な音がする場合、内部のファンやモーター、点火部品にトラブルが起きているかもしれません。特に冬場は凍結によるトラブルも多く、放置すると部品の破損につながることがあります。

また、操作パネルのエラー表示にも注意してください。頻繁にエラーコードが表示される場合は、何らかの不具合が続いている証拠です。エラー内容によっては、使用を継続することで二次的な故障を引き起こす可能性もあるため、放置は禁物です。

さらに、換気状況の確認も忘れてはいけません。ガス式の給湯器では、燃焼時に一酸化炭素が発生するため、排気口や吸気口がふさがれていないかをチェックすることが大切です。特に落ち葉や雪、鳥の巣などが原因で排気が妨げられているケースも報告されています。

最後に、設置からの経過年数にも着目しましょう。給湯器の寿命は一般的に10年程度とされており、それを超えると故障リスクが急激に上昇します。年に1回は専門業者による点検を依頼し、必要に応じて部品交換や更新を検討すると安心です。

日常的な目視点検に加え、異常を感じたときの迅速な対応が、安全かつ快適に給湯器を使い続けるための第一歩となります。

給湯 器 漏電 ブレーカー リセットの正しい対応まとめ

  • 給湯器のリセット前には必ず電源プラグを抜く

  • 分電盤の漏電ブレーカーは「切」にしてから「入」に戻す

  • 濡れた手での操作や機器の分解は絶対に避ける

  • エラーコードが出た場合は機種ごとの対処が必要

  • リンナイ製は操作パネルからエラー内容を確認できる

  • ノーリツ製は結露や水分による内部トラブルに注意

  • 三菱エコキュートは「運転切/入」ボタンで簡易リセット可能

  • エコキュートのリセットボタンは本体下部にあることが多い

  • パナソニック製は自動復旧機能や遠隔点検モードが特徴

  • コロナ製は5分以上電源を切ることでリセット効果が高まる

  • テストボタンは年に数回押して作動確認するべき

  • 漏電遮断器を復帰させる際は家電をすべて外してから行う

  • 漏電が継続する場合は繰り返しリセットせず専門業者へ連絡

  • ブレーカーが頻繁に落ちるときは電力会社やメーカーに相談

  • 定期点検と換気確認で給湯器の安全性を長く保てる

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